音声配信アプリの選び方
音声需要は増えてくる、その理由。数多くある音声配信アプリの中で相性の良いアプリを選ぶためのポイント。おすすめのアプリについて書きました。
日経新聞社のWebメディア NIKKEI Business Daily は、2021年1月14日に『Amazonも音声配信「ながら聴き」需要争奪戦』という記事で、昨年から日本でも活発な動きを見せている音声配信メディアの現況について伝えていました。
Amazonも音声配信 「ながら聴き」需要争奪戦: 日本経済新聞
音声需要は増えてくるの?
フェイクニュースの増加、コロナ禍での在宅時間の増加、文字や映像の増大によるコンテンツ疲れなどが影響し、今後も音声需要は増えてくると予想します。
フェイクニュースの増加で音声需要が増える?
フェイクニュースが増えています。誰でも簡単に発信できるメディアが増えました。事実と意見が混ざり合って真実が見えにくくなっています。
一次情報がより価値を持つようになります。
有名人は、発言の一部が切りとられて誤解を生むことを怖れます。
自分の声で直接情報を届けることができるメディアとして音声配信を選択することが増えてきそうです。
また、聴く側もメディアに加工された情報よりも有名人の生の声を直接聴くことを求めるようになります。
TV、新聞、雑誌、Webなど各種メディアによる加工情報の価値は下がっていくでしょう。
これまで、一次情報といえば新聞、TVでした。これからは、音声配信が一次情報の役割を持つのかもしれません。
あなたが気になる人は、どの音声配信メディアで発信していますか?
それは、あなたが音声配信アプリを選ぶ大きな理由の一つになります。
先日、米大リーグ選手のダルビッシュ有さんが、トレードに関する一次情報をある音声配信メディアで発信していました。
その音声配信アプリは、stand.fm(スタンドエフエム)です。
コレサワさんという人気アーチストが先駆けて1月8日に新曲を配信したのもスタンドエフエムでした。
芸能人、著名人の一次情報発信のメディアとして音声配信を利用することは増えてきそうです。
それを追うようにリスナーであるファンの音声配信アプリ利用も増えてくることでしょう。
音声配信アプリの選び方にも影響
音声配信サービスは増えています。どれを選べば良いのか迷うかもしれません。
どう選べば良いのか。
それは、立場によって変わってきます。聴くだけなのか、自身も配信するのか。
リスナーとして
聴くだけの場合、音声配信アプリ毎の配信者の特徴に注目します。
ビジネス系の配信者が多めなのか、クリエイティブ系か雑談系など配信アプリ毎の特徴がわかれば選びやすいでしょう。
自分が好きな配信者が既に配信しているのであれば話は簡単。そのアプリを選択することになりそうです。
配信者として
配信者として利用したい場合はいかがでしょうか。先ほどとは逆にどのようなリスナーが利用しているかがポイントになります。
先ほどリスナーは配信者を選ぶと書きました。ならば配信者としてアプリを選ぶ場合、やはり同じ系統の配信者の多い音声配信アプリを選ぶという考え方があります。
それだと競合する配信者が多くなる。勝ち残ることができるのかを考える必要がありそうです。
競合を避けて、あえて系統の違う配信アプリで勝負するという考え方もあります。
まずはリスナーとして聴いてみる
いずれにしても、既に配信者としてフル活用している先駆者の特徴を理解することが、自分に最適な音声配信アプリを選ぶポイントになります。
まずは、リスナーとして他の配信者さんの配信を聴いてみることをおすすめします。
独断的、音声配信おすすめアプリ
音声配信は、大きく分類するとポッドキャスト系と独立配信系があります。
配信者とリスナーのコミュニケーションを重視するのであれば独立配信系がおすすめです。
独立配信系のおすすめ音声配信アプリ
- stand.fm
- Voicy
音声配信アプリは他にもあります。選択した基準は聴き続けたい配信者の有無。この他の配信アプリは聴かなくなりました。残ったアプリがこの2つです。
あくまでも、わたしの場合です。
stand.fm は、noteでつながりのある配信者さんの存在が大きい。Voicyは、インフルエンザーの配信者さんのお話を聴くためです。
そう考えると「音声配信アプリしかやっていない」という配信者さんは、新しいリスナーを獲得するのが難しいのかもしれません。
note、Twitter、YouTube、ブログなど、他のメディアでファンを育てることが、聴かれる配信者になる可能性を高めてくれます。
Voicy は審査制
2つご紹介しましたが、Voicy は審査を通過しなければ配信者になることができません。
審査の通過率は、高くありません。既に影響力を持っているか希少性のある個性的な配信者向けなのかもしれません。
stand.fm は、まだまだ参入の余地がある
一方の stand.fm は、配信するための審査がありません。誰でも登録すれば配信者になることができます。
まだ、飛び抜けた配信者さんは誕生していません。まだまだ参入の余地は十分にあります。
音声配信の役割は、ファンとの結びつきを強くすること
聴くのも配信するのも操作は簡単です。リスナーと配信者の距離感も近い。
「リスナーのつもりがいつのまにか配信に参加している」ということも多発しています。勢いのある音声配信アプリです。
リアルとオンラインでの様々な活動で得られたファンや仲間とのつながりを深くする。音声配信メディアにはそんな役割があるのだと感じます。
はじめてみませんか?
stand.fm (スタンドエフエム) | 音声配信を気軽にもっと楽しく | stand.fm
アプリのダウンロード
Apple iOS版
https://apps.apple.com/app/id1407609776
Android版
https://play.google.com/store/apps/details?id=co.newn.standfm
:::
わたしの配信をフォローしていただけると嬉しいです。