収録用マイクを変えました。
今年、2022年の1回目のポッドキャスト収録からマイクを変えました。
それほど大きな変化はないので、変わったこと気づかないですよね。ノイズは少なくなっているはずです。
ノイズといってもいろんなノイズがあります。
- 電気的なノイズ
- 環境音ノイズ
- リップノイズ
どれも少なくなっているはずです。
昨年まで使っていたマイクは、USB接続タイプのコンデンサーマイクでした。環境音も入っていましたし、リップノイズも多めでした。
それを、編集で小さくしたりカットしたりしていました。新しいマイクになり、その編集作業がとても楽になりました。
今回は、
ポッドキャスト収録用のマイクを変えたこと、そしてなにを選んだのか、どんなマイクを選んだのか、その選択の理由
についてお話ししました。
ポットキャスト収録でマイク選びに悩んでる方。
今よりもっと良いマイクがないかステップアップしたい方。
ノイズカットなど編集作業を楽にしたいと思っている方。
に、お聴きいただけると嬉しいです。
マイクを変えたのですが、何から何に変えたかというと、コンデンサーマイクからダイナミックマイクに変更しました。
ダイナミックな声に…
いや、そういう話じゃありません。
ポッドキャスト収録にはダイナミックマイクの方が良いと聞いたことがあるかもしれません。逆にコンデンサーマイクの方が良いという話も聞くことがあります。
どちらにもメリットとデメリットがあり、どっちが自分に合ってるのかを考える必要があります。
ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違い
ダイナミックマイクの特徴
- ノイズが入りにくい
- 自分の声だけ収録しやすい
ただし、ダイナミックマイクを使うには、音量を上げる方法と、ノイズカットの知識が必要になります。これ知らないとダイナミックマイクを使う意味がなくなってしまいます。
コンデンサーマイクの特徴
- 表現力が上がります
ナレーターさんとか朗読する人は、コンデンサーマイクを使う人が多いかもしれません。
一般のポッドキャスト(トーク系)の場合、内容にもよりますが表現力の必要性は比較的に低い。
あと、コンデンサーマイクは、必ず電力が必要になります。電気的ノイズも入ってきます、環境音も拾いやすい。
環境ノイズを編集でカットするか、そもそもスタジオのような環境音が入らない場所で収録する。そういう対策が必要です。
コンデンサーマイクの方がリップノイズも入りやすい。
繊細なんです。
ポッドキャスト収録におすすめのマイク
今回、わたしが選んだのは、ダイナミックマイクです。
オーディオテクニカの ATR2100x-USB というマイクです。
単一指向性のダイナミックマイクなので、周りの音を拾いにくいタイプです。そして、USB接続とXLR接続、2種類の接続方法が可能になっています。
ダイナミックマイク
かつ、USB接続、XLR接続 両対応
これが、ATR2100x-USB の特徴です。
ダイナミックマイクのメリット、デメリット
ダイナミックマイクのメリットは、感度が低いこと。
そう聞くとデメリットのように聞こえそうですが、そうではなく、自分の声だけを拾ってくれるというのは、ポッドキャスト収録ではとても助かる。
静かな場所で収録できればいいのですが、自宅で収録していれば、他の家族の声が入ることも心配です。
そんな環境の方が多いのではないでしょうか?
そういうときに自分の声だけ拾ってくれるマイク、ダイナミックマイクは使いやすい。
カラオケとか騒がしい場所でも使われているマイクと考えると「なるほど、自分の声だけ拾ってくれる」とイメージをつかめますね。
デメリットは、収録音が小さい。
感度が低いということ。
音量を上げるための工夫が必要になります。
- 声を大きく
- ブースターをつける
- プリアンプにつなげる
例えば、声を大きくして収録音が小さくなるのをカバーする。
もう一つが、ブースターを使う。
機械的に音量を上げる方法。
もう1つは、プリアンプ
これも機械的に音量を上げるもの。
- 声を大きく
- ブースターをつける
- プリアンプにつなげる
3種類の方法があります。
1:声を大きく
声を大きくするのは、何も使わずにできるので一番楽。ただし、音量にばらつきが生まれやすい。
プロのナレーターさんは、声のバラツキができないようにトレーニングされているけれど、一般的な人が、声を大きくしようとすれば、大きくなったときと普通の声と音量のバラツキが生まれやすい。
聞く側は、音量にバラツキがあると耳にストレスがかかります。後々編集で困ることになりそうです。あと、声を大きく出し続けると疲れます。
収録場所によっては、周りに誰かがいることもあります。あんまり大きな声を出すのはばかられます。
2:ブースターをつける
ブースターは、マイクとケーブルの間にパーツを付け加えることで、音量を上げてくれる機械です。
ある程度は、大きくなるのですが思っているほど大きくならない。結局、編集が必要になるかもしれない。
ブースター自体が高価。
※高めのマイク並みの価格
どれぐらい効果があるかわからないものに、それだけのものを付け加えるというのは、どうなのかな。
3:プリアンプにつなげる
プリアンプでを大きくする。
プリアンプという単体の機械やオーディオインターフェイスの中に内蔵されたプリアンプで電気的に音を大きくすることができます。
簡単ですが、音を大きくするということは、ノイズも大きくなります。ノイズを小さくする方法も知っておく必要があります。
もともと大きな音が音割れする可能性もあります。大きくなりすぎた音を抑え込んでくれるような方法も必要です。
プリアンプやオーディオインターフェースに、ノイズを抑えたり、音割れ防止の機能が内蔵されているものもあります。
コンデンサーマイクのメリット、デメリット
一方、コンデンサーマイクの特徴は、感度が高いことです。さっきと逆ですね、感度が高いので微細な音も拾います。
表現豊かに環境音も拾ってしまう。スタジオとか静かな部屋で収録することが必要になります。
ショックマウントホルダー、ポップガードも必要になってきます。
安いコンデンサーマイクだと電気的ノイズも発生するみたいなので、ある程度の価格帯のコンデンサーマイクを選ぶことになります。
以前、私が使っていたコンデンサーマイクは、電気的なノイズが乗っかりやすいマイクでした。それを小さく編集するのに苦労するわけです。
コンデンサーマイクは、電源も必要になります。パソコンにつなぐかオーディオインターフェース、ミキサーにつなぐなど、何らかの電力が必要になります。
パソコンに直接繋げられるのは便利です。収録後、そのままパソコンで編集することも簡単です。オーディオインターフェースも不要になります。
USB接続でパソコンに直接つなげられるコンデンサーマイクであれば、編集作業も少し楽になる。
ポッドキャスト収録という視点で見た、コンデンサーマイクとダイナミックマイクのメリット、デメリットの話でした。
ダイナミックマイクに変えた理由
今回、わたしは ATR2100x-USB を選びました。
収録環境があまり良くない。
静かな環境ではありません。
外に救急車が走ることがあります。
サイレンがよく聞こえます。
時々サイレンの音が入ってます。
それを編集で小さくしたり、カットしたりしていました。
でも完全に取り除くことはできませんでした。
ダイナミックマイクだと、それがほとんど入らない。編集が楽になります。
ダイナミックマイクに変えた一番大きな理由です。
なぜ、ATR2100x-USB を選んだのか
ダイナミックマイクにもいろいろあります。
ATR2100x-USB を選んだ理由は、接続方式です。
USB接続とXLR接続の両方に対応してるダイナミックマイクだから ATR2100x-USB を選びました。
先ほどコンデンサーマイクのメリットのところでも書きましたが、USB接続ができるということは、パソコンに直接つないで収録することもできます。
iPadやタブレットに直接つないでライブ配信等もできます。
ポッドキャスト収録の時には、オーディオインターフェースのXLR接続で高音質、低ノイズ、音割れ防止して収録することができます。
両方できるということです。
両方対応してるダイナミックマイクは少ない。
有名なところでは、シュアーの…
シュアーは聞いたことありますよね?
Podcast配信してる人ならば聞いたことあると思います。シュアーのMV7 というマイク。それが、USBとXLR両方対応したダイナミックマイクです。
3万円以上するマイクで、いいマイクではあると思うんです。ただ、いきなり3万円出すというのに抵抗があります。
そして大きいんです。
たぶんユーチューバーさんとか動画配信で使うことを想定しているのでしょう。大きくビジュアルインパクトがあります。
映像は配信しない、音声だけの人にとっては、大きなものは邪魔でしかない。
ハンドマイクがコンパクトで持ち運びやすいと思います。
ATR2100x-USB もハンドマイクタイプです。値段的にも3分の1弱の1万円弱ぐらいです。
余談ですが…
ポッドキャスト用 編集ソフト
音声編集を、なにでやってるかというと、Adobeのオーディションという音声編集ソフトを使っています。
ほぼ自動でノイズカットもできます。
マルチトラックでポッドキャストのミックス機能(複数の音や音声を1つにまとめる)も付いてる。
とても便利なツールです。
サブスクリプションですが、すでに写真が趣味でAdobeのサブスクリプションに入ってる人とか、デザイナーさんとかクリエイターさんとか、すでにアドビのサブスク契約して入ってるのであれば、その中にAdobe Auditionという音声編集ソフトが入り込んでます。
ポッドキャストの編集には使いやすいのでおすすめです。
この音声編集ソフトの存在に気づいていない人がいたので余談を付け加えておきました。
Adobe Audition の使い方は、別の配信でお話したい。
ポッドキャスト専用 オーディオインターフェース
ポッドキャスト収録の時は、XLR接続しています。そのときにオーディオインターフェイスを使ってます。
何を使ってるのかという話は
こちらも聴いていただけると嬉しいです。
今回の話は、ポッドキャスト収録用のマイクを変えたこと、そしてどのマイクどんなマイクを選んだのか、その選択した理由などについて話をしました。
今回の配信が役に立ったという方、今後も聞いてみたいという方は、フォローしていただけるとうれしいです。
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ポッドキャスト:ポッドキャストをはじめよう
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