ひとり語りは難しい…!?
ポッドキャスト界隈で「ひとり語りは難しい」という話に出会うことがあります。
はじめから「ひとり語り」をしてきましたし、最近まで複数人配信の経験もありませんでした。なので「ひとり語りは難しい」という実感がありません。
「ひとり語りは難しい」という言葉の意味を紐解いてみると、長時間番組で継続的に配信する場合「ひとり語りは難しい」という意味なのかなとふわっと理解しました。
確かに、ひとりで1時間近く話し続けるのって難しそうです。継続モチベーションを維持する工夫も必要になりそうです。
なぜ、難しいのか。
それは、相手の反応を感じにくいからなのかもしれません。実際に1時間に及ぶような長い配信をしていないのでわかりません。
お便りが届くようになると、
語り→お便り→語り→お便り→語り→お便り→語り
というように、どんどん長くなっても相手の反応を感じながらお話しできるようになるのでしょう。
配信の長さ
というわけで、アバウト12分ほどを目安にしています。時間を決めてしまうと時間が気になってうまく話ができなくなります。
例えば、10分番組にしようと決めてしまうと。時間を見ながら収録することになるので、10分が近づいてくるとパニックになります。わたしには無理でした。
時間を意識しないで収録した方が良い。
だからと言って、30分を超えて1時間も話してしまうと独り語りになりそう。さっき書いたように10分語りの合間に何かを挟むことができれば。。。
配信の長さはリスナー属性を決める要素でもある
1回の配信の長さ。どうやって決めますか。ながら聴きのポッドキャストの場合、配信の長さはリスナー属性に影響があるんです。
ポッドキャストを聴こうと思った時の隙間時間と一致していると聴いてもらいやすいようです。
私の場合は、掃除の時、料理の時に聴いていることが多い。基本的に手が離せません。そうなると5分とか10分以下で終わる番組は途中で終わってしまいます。
20分から30分くらいの長さがちょうど良い。もっと長くても良いかなと思うこともある。
とはいえ、ワンテーマで30分というのは飽きます。さっき書いたように、ワンテーマ10分程度の話をお便りを挟みながらが理想かなと思う。
語り→お便り→語り→エンディング
ある時は5分、ある時は30分、というのはリスナーとしては困っちゃうこともある。長さは揃えたほうがいいのかも。
リスナーさんがどんな時に聴いているのか、どんな長さがちょうど良いのかを想像することが必要ですね。
で、自分の番組調べてみたら、バラバラだった件。
みなさん、どうしてるのかな?
「ひとり語り」と「独り語り」は違うのか?
「ひとり語り」と「独り語り」は違います。
「ひとり語り」は、リスナーさんとの会話です。話しているのはひとりですが、聴いてくれている相手を意識してお話ししています。リスナーさんと会話しているのです。
配信アプリAnchorの分析機能は、誰が聴いてるかまではわかりません。でも、いつも聴いてくださっているリスナーさんが何人かおられることはわかります。なので、その方に話しかけるように収録しています。
「独り語り」は、そうではなく、リスナーさん置いてけぼりの独り言。これでは辛そうです。長続きしそうにありません。
「ひとり語りは難しい」の「ひとり」は「独り」のほうの「独り語り」。そう考えると「独り語りは難しい」に納得です。
ひとり語りは、独りでお話ししているのではなく、リスナーさんとの対話だということを知っていただけると嬉しい。
今日も元気に楽しく